Googleが提供している新型「Chromecast2」と「Chromecast(第一世代)」の特徴と仕様(スペック)を徹底比較したいと思います。新モデルと旧モデルでどう違うのか比較したい人は、ぜひ参考にしてください。
デザインを大幅に変更
Chromecast(第一世代)はスティックタイプでUSBメモリに近いデザインでした。Chromecast2はデザインの刷新により、形が円形になって、本体中央にはChromeのロゴが描かれています。
カラーも旧モデルではブラックの1色のみでしたが、Chromecast2ではブラック、レモネード(黄)、コーラス(赤)の3色が用意されています。
HDMI端子もChromecast2ではケーブルタイプになって、旧モデルでは接続しづらかった狭い場所でも接続できるようになります。また、新モデルのHDMI端子にはマグネットがあるので、使わないときは裏にくっつけることで、本体をコンパクトにすることができます。
Chromecastの新モデルと旧モデルの外観(デザイン)を詳しく比較したのが、こちらの記事になるので、興味がある方は参考にしてください。
・新型Chromecast2と旧型Chromecastの外観を比較
無線LAN通信(Wi-Fi)が強化
旧モデルでは無線LAN通信(Wi-Fi)が2.4GHz帯のIEEE802.11 b/g/nしか対応していませんでした。新型Chromecast2では2.4GHz帯および5GHz帯のIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応しています。
高速通信が可能な5GHz帯の「802.11ac」に対応しているので、動画の再生も途切れたり、止まったりせずに快適に視聴することができます。
他にも、Chromecast2には3本のアンテナが切り離されて搭載されています。これにより、自宅のWi-Fi環境に合わせて常に最適なアンテナと高周波を使用できるので、安定した通信を行うことができます。
Chromecast2には新機能「Fast Play」をアプリに組み込むことで、ユーザーが次に視聴するコンテンツを予想して、事前に動画を読み込みます。こうすることで、次のコンテンツもスムーズに再生することができます。
動画の読み込みが高速化
Chromecast2には新機能「Fast Play」をアプリに組み込むことで、ユーザーが次に視聴するコンテンツを予想して、事前に動画を読み込みます。こうすることで、次のコンテンツもスムーズに再生することができます。
Chromecast2と旧モデルの仕様(スペック)
製品名
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Chromecast2(新モデル)
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Chromecast(第一世代)
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価格
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4980円(税込)
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4536円(税込)
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最大解像度
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1080p(フルHD)
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1080p(フルHD)
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プロセッサ
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Marvell Armada 88DE3006 1500 Mini Plus(デュアルコア)
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Marvell DE3005-A1 SoC(シングルコア)
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メモリ
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4GB
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512MB
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ストレージ
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2GB
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2GB
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通信機能
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IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
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IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)
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無線セキュリティ
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WEP、WPA/WPA2
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WEP、WPA/WPA2
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インターフェース
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HDMI、microUSB
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HDMI、microUSB
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サイズ
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51.9×51.9×13.49mm
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72×35×12mm
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重量
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39.1g
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34g
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新型「Chromecast2」と「Chromecast」の仕様はプロセッサ、メモリ、ストレージに関しては非公表ですが、分解で有名のifixit - Chromecast2でわかります。
プロセッサのCPUの性能はシングルコアからデュアルコアに変わり、処理能力は格段に向上しています。その中でも驚いたのがメモリが512MBから4GBに増えています。これが、どんな影響があるのかわかりませんが、起動や動画の読み込みの早さに影響があるのかもしれません。
他にも通信性能はもちろんのこと、価格が少し高くなり、重量も少し重くなっています。
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