2016年1月2日土曜日

ChromecastとFire TV Stickを比較して違った3つのこと

「Chromecast」と「Fire TV Stick」はどちらも小型でテレビに接続するだけで、映画やテレビ番組を大画面で視聴できます。かなり似ている2つの端末でも実際に使ってみると、その違いがいくつかあるのでご紹介します。

リモコンの違い


Chromecastには操作するためのリモコンが付属されません。Chromecastを操作するためには、手持ちのパソコンやスマホ・タブレットが必要です。そのため、単体では使用することができません。

その代わりに使い慣れた端末で操作するため、文字入力が素早くでき、目的のコンテンツもスムーズに探すことができます。外出先で使用するときも付属リモコンがいらないので、持ち運ぶ物が少なく済みます。

対して、Fire TV Stickではリモコンが付属するので、単体でも使用することができます。テレビと同じ感覚で使用できるため、パソコンやスマホが苦手な人でも使うことができます。

ただ、リモコンでの操作は文字入力が大変だったり、移動が快適とはいえないので、目的のコンテンツを探すのに苦労するのが難点です。

ストリーミング端末とAndroid端末


ChromecastとFire TV Stickも似たような端末ですが、Chromecastは「ストリーミング端末」でFire TV Stickは「Android端末」という決定的な違いがあります。

Chromecastは純粋なストリーミング端末で、スマホやタブレットから指示された映像をテレビに出力するのに特化した端末です。

対して、Fire TV Stickにはスマホやタブレットによく使われている「Android」を搭載しています。Fire TV Stickを使ったことがある人なら、あれがAndroid!?と驚くと思います。あれは、AmazonがAndroidを独自にカスタマイズしたものを使用しているので、インターフェースもかなり違います。

アプリケーション


Chromecastはストリーミング端末なので、アプリを入れることはできません。操作するスマホやタブレットに対応したアプリを入れることで、そのアプリからChromecastに指示してテレビ画面に映像を映します。

対して、Fire TV Stickは上の項目で述べた通りAndroid端末なので、アプリを端末に直接インストールすることができます。そのため、Fire TV Stickから直接テレビに出力ができるため、単体でも動作できるというわけです。

まとめ


それで、結局どっちの端末が良いの?と思いますが、どちらも特徴のある端末なので一概には決められないのが正直なところです。どっちを買おうか迷っている人は2つの端末の長所、短所を考えた上で決めるといいと思います。

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