2016年7月6日水曜日

ChromecastとAllCastでローカルの写真・動画をテレビに映す

Chromecast対応アプリ「AllCast」は、スマホ・タブレットのローカルに保存された写真、動画、音楽をテレビに映すことができます。他にもGoogleドライブ、Dropbox、DLNAサーバーにアクセスしてファイルを映すこともできます。

Chromecastに接続(キャスト)する方法


iOS端末(iPhone、iPad)またはAndroid端末を用意して、下のリンクから「AllCast」アプリをインストールします。アプリは無料でインストールと利用できます。
AllCast
AllCast
開発元:AllCast LLC
無料
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アプリのインストールできたら、Chromecastの電源を入れて、スマホ・タブレットをChromecastと同じWi-Fiに接続します。


スマホ・タブレットのAllCastアプリを開いたら、すぐに接続できる端末一覧が表示されるので、その中から自宅にある「Chromeast」を選びます。


Chromecastとの接続ができたら、左上に「Chromecast connected」と表示されて、AllCastのメニューが表示されます。


Chromecastに接続したテレビにはAllCastのアプリアイコンと文字が表示されます。あとは、メニューから写真、動画、音楽を選択するだけです。


Chromecastとの接続(キャスト)を解除するには右上の四角アイコンを選択して、表示されるメッセージの「OK」を押すだけで完了です。

写真、動画、音楽をテレビの大画面に映す



AllCastアプリのメニューには写真、動画、音楽、最近使ったファイル、Google+(Picasa)、Googleドライブ、ファイル管理があります。

画像のメニューには表示されていませんが、自宅にDLNA対応サーバーがあったり、端末にDropboxがインストールされていると、「メディアサーバー」と「Dropbox」もメニューに表示されます。


メニューから「Gallery(ギャラリー)」を選択すると、端末のローカルに保存してある写真と動画のファイルが表示されます。Galleryでは、ALL(すべての写真・動画ファイル)、ALBUM(フォルダごとの写真)、VIDEOS(動画ファイル)に分かれています。


テレビに写真・動画を映すにはファイルを選択するだけです。写真を選択すると上の画像のようにスマホ・タブレットに写真が表示され、下のアイコンから前の写真、スライドショー、次の写真の操作もできます。


Chromecastに接続しているテレビにも同じように写真が表示されます。ただし、無料版では右下にAllCastアプリのアイコン(広告)が表示されてしまうのが残念です。


動画ファイルを選択したら、スマホ・タブレットのAllCastアプリでは、再生/一時停止、シークバーで動画時間を調整、停止、10秒巻き戻し、30秒早送りをすることができます。


スマホから撮った動画なんで縦長になっていますが、動画にもAllCastアプリのアイコンが表示されるので、動画を見るときには余計に邪魔に感じるかもしれません。さらに、無料版では動画時間5分までと制限されています。


メニューから「Audio(音楽)」を選択すると、音楽ファイルが表示されます。Audioでは上のメニューからAudio(すべての音楽ファイル)、ARTISTS(アーティスト)、ALBUMS(ファイル)ごとに分けることができます。


音楽を選択すると、AllCastアプリで再生/一時停止、曲の時間調整のシークバー、前の曲、停止、次の曲を操作することができます。

ローカル以外にもクラウド(Googleドライブ、Dropbox)やサーバーから写真、動画、音楽ファイルを選択することで、Chromecastに接続しているテレビに出力することができます。

AllCast Premiumは広告削除・動画時間制限解除


AllCast Premium
AllCast Premium
開発元:ClockworkMod
¥510
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AllCastアプリは無料版でもすべての機能が使えますが、アプリ内で広告表示されたり、Chromecastに接続されたテレビにもAllCastアイコンが表示されます。他にも無料版だと動画時間が5分に制限されています。

Android端末では510円の「AllCast Premium」を購入、iOS端末では無料版で600円のアプリ内課金をすることで、広告とAllCastアイコンが削除され、動画時間の制限もなくなります。
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