Google Castがリニューアル
GoogleはiOS・Androidで配信しているChromecast(クロームキャスト)を設定・管理できるアプリ「Google Cast」を「Google Home」に改名して、アプリアイコンも一新しました。
Google Castのアプリアイコン(上記の画像)はChromecastの「キャスト」をイメージしているようなデザインでしたが、Google HomeはGoogleのスマートホーム戦略をイメージしたデザインになっています。
アプリ名を変更した理由は、2016年10月に開催したイベント「Made by Google」で発表した音声アシスタント「Google Home」が関係しています。
今までは、Chromecastを設定・管理するだけのアプリでしたが、リニューアルして新製品のGoogle Homeも管理・設定できるようになりました。アプリ名を新製品と同じ名前にするあたり、Googleがどれだけ新製品に力を入れているかわかります。
アプリ名の変更はこれで2回目
実はGoogle HomeになるまでにGoogleはこれまでにアプリ名を2回変更しています。
元々はChromecastを管理・設定するアプリということで、アプリ名も同じ「Chromecastアプリ」とわかりやすい名前でした。それが、Android TVやNexus PlayerなどのGoogle Cast対応デバイスが登場することにより、Googleはアプリ名を「Google Castアプリ」に変更しました。
2回目の変更は先ほど紹介した「Google Castアプリ」から「Google Homeアプリ」になります。正直、Chromecastを利用しているユーザーにとってはアプリ名が2回も変わっているので混乱すると思います。Googleにはそろそろ名前を統一してもらいたいところです。
なにが変わったの?
「Google Cast」から「Google Home」にリニューアルしましたが、なにが変わった見ていきたいと思います。Google Castアプリのホームには「人気」、「デバイス」、「アプリを入手」の3つのタブがありました。
Google Homeアプリのホームでは「見る(聴く)」と「探す」の2つのタブに変更されています。
ChromecastやGoogle Homeのデバイス管理はどうやら右上のアイコンからできるようになったみたいです。
次に、Google Castアプリのメニューには「ホーム」、「画面や音声をキャスト」、「クーポン」、「詳細」、「ヘルプとフィードバック」がありました。
Google Homeアプリのメニューでは「画面や音声をキャスト」、「デバイス」、「アカウント設定」、「クーポン」、「キャスト方法」、「Googleストア」、「ヘルプとフィードバック」に変更されています。
Google CastからGoogle Homeアプリにリニューアルして、デザインや名前が変更されているものの、Chromeastの設定やミラーリングする方法は変わっていないので、今まで通り利用することができるかと思います。
スポンサーリンク